2020(令和2)年度 深川ひきがえるバスターズ 事業報告

202012月作成版)

 

<概要>

本年度は、創立3年目の活動として、4月の総会で承認された事業計画に従い、下記の活動を実施しました。

1.ヒキガエルの捕獲   ・ P. 2

繁殖期のヒキガエル成体を合計7,112匹(前年度7,341匹)捕獲。重点的に取り組んだ10ヵ所14個の池では、卵や幼生(オタマジャクシ)の除去も行って、9ヵ所の池で繁殖(次世代の発生)をほぼゼロに抑えることができました。

2.溜池の取り壊し     P. 6

  駆除を行っている池の近くにある古い溜め池3ヵ所5個に対して、油圧シャベルで堤を取り壊して水を出す工事をし、ヒキガエルの繁殖場所にならないようにしました。

3.アライグマの捕獲と聞き取り調査     P. 7

  会員13人が防除従事者登録をし、アライグマを計107(110)捕獲しました。また、音江地区全体で聞き取り調査をした結果、合計で254頭が捕獲され、地区としては500600頭が生息する高密度生息状態であると推定されました。本会から分離発展させる形でアライグマ捕獲市民の会を発足させる準備も実施中。

4.情報発信・普及啓発活動    ・ P. 10

昨年までの公開講演会に代えて、7月の深川市広報と一緒に本会々報特別版を配布(音江地区は全戸、他地区は各町内会1冊ずつ)。通常のバスターズ会員通信は15号を発行しました。

5.その他の活動      P. 10

(1)ホームページの運営

(2)コロナ対策10カ条

(3)池の周囲の除草・枝払い

(4)捕獲用具の頒布

(5)駆除用具の工夫改善

(6)催事の講師としての情報発信

(7)マスコミの取材・報道

 

 

 

 

 

1.ヒキガエルの捕獲

[基本的な方法] 池の周りにフェンス、池の中にカゴ罠を設置し、毎晩巡回してフェンス付近にいる成体を捕獲するとともに、池に入った成体をカゴ罠で捕獲。さらに、池に産卵された卵紐(卵塊)や孵化した幼生(オタマジャクシ)を魚用タモ網で除去。

フェンスは、扱いやすく安価なビニール方式を用い、一部の池ではネット方式を継続。「グリーンパーク21」の人工池については、浅水状態にして捕獲作業を効率的に実施。

[場所] 深川市音江町の稲田から国見まで東西約11kmに散在する16ヵ所25個の溜池・貯水池(全て会員が地主または管理者)付近、および市街地にある親水公園「グリーンパーク21」とその周辺。また、会員外の4ヵ所の池においても簡単な駆除活動を行った(詳しくは表1)。

[時期・担当] 成体に対するフェンス、カゴ罠、および夜間巡回捕獲の取組みは、4月末頃から開始し、繁殖活動が終わる520日前後に終了。繁殖が遅い池については615日まで実施。毎日、日没後12時間程度、A班、B班、岸本池、村田池、およびグリーンパークの計5つに分かれて巡回捕獲を実施。池の地主・管理者の会員は自分の池のみ担当し、そのほかの会員の分担は固定せず、カエルが池に来る状況に合せて担当を変更した。カゴ罠は担当会員1名が日中、毎日ないし1日おきに点検し、捕獲されたカエルを回収した。

魚用タモ網を使った卵の除去(5月中下旬)は、夜間巡回捕獲やカゴ罠点検時に随時実施。オタマジャクシの除去(5月下旬〜7月上旬)は、日中、随時できる範囲で実施した。



写真1  外山池のネットフェンス設置作業 

       (2020418日)